チャリダーどこへゆく

ホビーレースもたまに。 埼玉県在住。手掌多汗症に生まれ、18、19歳の時にETS手術を受けた。たまに多汗症ネタも記事にする雑記ブログです。 お暇なときにお付き合いいただけたらと思います。

JBCF 古殿ロード E1 DNF 20220718

今年初レースは、初のE1クラスタでのレースとなりました。フォーク交換から1か月半と短期間ではありますが、そこそこ身体は戻ってきて、昨年ほどではないものの完走なら行けるでしょということで。。。

 

12.2Km×7周回 出走:88名 感想11名

47/85.4Km (4/7周回)DNF

獲得標高:1,387m↑

走行時間:1時間37分

平均速度29Km/h

平均心拍:165bpm

消費カロリー:1,443kcal

NP:293w

TSS:127.9

 

7月の3連休を使った福島3連戦のうち完走目的で3日目の古殿ロードにエントリーしました。連戦で疲れてペースが落ちるであろうという甘い考えとは裏腹にトップアマたちは化け物だらけでした。

今年に車のエアコンが壊れたのを理由に買い替えをし、車中泊ができないサイズを買ったため前乗りなしで、当日に行くことにしました。午前2時に起床し、荷物を車に詰め込み出発。途中でトイレ休憩を2回入れて会場で用を足すことのないように調整。6時過ぎに到着したもののスタート地点付近の駐車場は場所取りされていて空はなく、3Km離れた駐車場に停めることになりました。(この失敗は大きかった)

7周回のうち5周回は補給をとれるので水を多めに持って行ったものの3Kmの輸送が出来ないためボトル2本を補給用として持って行きました。

 

エントリーを済ませて試走を1周する。思った通りのタイトな下りで、下りが下手な自分にとっては遅れるところだし、周りに迷惑がかかるから集団の後ろにいることを決断。

試走後は、E2、3にチーム員が参加しているため応援をしつつ自分の番を待つ。

 

スタート30分前に検車を済ませて待機。ミーハーな自分は周りのハイアマチュア選手に囲まれていることに一人テンションが上がっていた。かと言って誰かと話をするわけではないですが、、、

 

1周目

スタートは集団真ん中にいたもののクリートキャッチに失敗してすぐに集団後方へ。

すぐに登りがやってくるのでタイミングをみてインナーに落とす。3連戦の方が多いと思っていたのでいきなりペースは上がらないかなと思っていたが、そんな予想と相反し7倍で登っていく。集団が伸び始めたところで下りに入る。この時点ですでに一番後ろ。いつも通りなので焦ることはなく転ばないように気を付けて下っていく。

きれいな1列で下っていくので、まるでツールを間近で見ているような美しさ。その中に自分がいるという嬉しさを隠しつつ付いていく。何かあっても対処できるように3車身ほど開けて。ただ、勾配が緩み始めると踏まないと話されてしまうので自然とインターバルがかかる。これが嫌だからみんな前を走るんですけどね。

1本目の下りが終わると1~2%ほどの登り区間に入り集団はまとまる。その後、500mほどの短い登りに入る。頂上にかけて勾配が上がると同時にこのあとの下りがテクニカルなので位置取り争いが始まる登りである。ペースが上がるのでついていくのが辛い。

頂上付近はダンシングで一気に抜けていく中ひとりシッティングで。

下りのテクニカル区間は前に人がいるからライン取りの心配はないが、一番後ろなので下りきった後が怖い。案の定、下りきった後の登り区間では先頭と200mほど差が開いている。絶望感を胸にペースを上げて登っていく。気が付くと6倍で踏み続けていた。

途中で3名ほどの落車があったが、転んだ選手が立ち上がったところだったので特になにかあるわけでもなく。あとで知ったことだか池川選手が絡んでいたらしい。

緩斜面に入る前に追いつけたので一安心するもすぐさまペースアップ。勾配が少し上がるたびにペースが上がっていくのでただただ辛い。1周終わる前にもう完走は無理だなと悟る。このあと急激にペースが落ちれば話は別だが。

登り終えてから2Kmの長い下り区間へ入る。ここは70Km/h以上でるが直線的なので恐怖感はない。下り終えてからラスト500mあたりで勾配が上がりその後ゴールまではだらっとした登りがある。ゴール付近は補給区間でもあるのでペースは落ち着く。

水をかけてくれるチームもあるので、少しだけ恩恵を受けた。

1周終了時点で3分の1はいなくなっていたかな。(人数を数える余裕はない)

 

2周目

1本目の登りは比較的落ち着いていたものの5.5倍あたりで登っていく。急激なペースアップはないものの流石のE1だけあって登りのペースが速い。E2だと先頭に出れるペースだけど集団にくっついていくだけで精一杯だった。その後は、一番後ろを走るだけ。

テクニカルな下りで単独落車あり。下りも終わり、また長い登りへ。すでに千切れまくっているところへブリッジをかける。私と同様に集団後方から上げていく人がいたので、くっついていく。また、緩斜面に入る前に合流できたので一安心もまたペースアップを繰り返すので脚が削れていく。もういっぱいいっぱいのところで登り切って下りへ。精一杯姿勢を低くしているつもりだが、なぜが離されていく。無駄に一人インターバルを繰り返してしまう悪いところ。補給地点前になんとか追いつけたので一安心。もう限界が近い。3周目に補給をお願いしていたが、もう水がないので補給が欲しかったがチーム員がおらず断念。残り少しの水であと1周かぁ~。

 

3周目

ペース上げないでくれ~と祈りながら粘るも2本目の短い登りで限界が来てしまった。脚を攣る一歩手前でダンシングができない。前に一人いて前に出てという顔でこちらを見てくる。前にでて下りに入るも私が遅いのかすぐにパスしていった。前に目標物ができたと思えたのもつかの間であれよあれよと離れていく。ヘアピンを2つ過ぎたところで単独になってしまった。なんでこうも下手くそなんだと思いながら下り終えて長い登りへ。結構離れて2・3人、その前に4・5人。先頭集団はもう見えない。

登りのペースが合う人と2人で登っていく。長い下りで離されつつ補給地点へ。予定通り補給してくれてありがたい。水を思いっきり被って脚切りまで頑張る。

 

4周目

前に1人いるので目標物にしつつ脚を攣らないようにただ走る。自分のペースで走るだけなので安心。少しでも長く走りたいので登りは5倍、下りはできるだけ小さく速く下る。長い登りで1人キャッチするも脚がもう限界。4.8倍が限界になってきた。頂上まであと500m付近で両ふくらがぎが攣ってしまいバイクを降りる。水を摂って痙攣が治まるのを待っていると審判バイクがきた。脚切りの申告をされここでレース終了。ゼッケンを外してゴール地点まで。補給所で待っていたチーム員に脚切りになったことを伝えてコースから外れる。最後まで走り切れなかった情けなさよりもレベルの高さに感心してしまった。私が完走できるレベルになるにはあと2年は必要であろう。(頑張り続けられればの話)

 

その後は、レースを最後まで見てレースの厳しさを改めて感じた。

完走者は88名中11名と厳しいレースとなった。私のリザルトはDNF。順番的には23番目とまずまず残れていたらしい。

 

 

反省(2つほど)

まずは、駐車場問題から。思った以上に駐車スペースがなくスタートゴール付近に停められなかったこと。これにより準備時間や補給・レースまでの待機時間など離れた駐車場に停めることは想定していなかったためペースが崩されてしまった。

2つ目は下りの下手くそ加減。直線的な下りでも離されてしまうのは機材差なのであろうか、それともまだ上体が起きているのか。まだまだ詰められるところはありそうである。また、終わってから気が付いたのだが、テクニカル区間では、進入速度が速すぎることが原因でコーナーの途中でブレーキングをしてしまうことである。コーナーに入る前に十分に減速してから侵入することで最小限のブレーキングで下れることであろう。これこそ経験になってしまうのか。レース速度での下りの練習はレースでしか出来ないからな。普段の練習でも意識していくことに決めた。少しでも上達することを祈りたい。そのなかでも自分史上一番バイクは倒せていたと思う。下手は下手なりに攻めた結果だから仕方ない。

 

 

今後は、7月までに完走したレースがないため(古殿が今年初戦)JBCFはE2に降格。E2の方が先頭を走れるから楽しいのだけれど、強豪たちと競り合いたいという気持ちが少し出てきたので少し厳しめの練習を考えようかな。なんにせよ楽しみながら強くなるをモットーにロードレースを楽しんでいきたい。