チャリダーどこへゆく

ホビーレースもたまに。 埼玉県在住。手掌多汗症に生まれ、18、19歳の時にETS手術を受けた。たまに多汗症ネタも記事にする雑記ブログです。 お暇なときにお付き合いいただけたらと思います。

秩父宮杯 エリートクラス 41位

今年2回目のレースは秩父宮杯です!
埼玉県内で唯一の公道ロードレースでロードバイクに乗り始めてから毎年出ている想い入れのある大会です。

結果は残念でしたが、地域の方の声援が暖かく最後まで頑張ることができました。開催していただきありがとうございました。


73km
2時間3分
998m↑
1,807kcal
NP:299w
TSS:168
パレードラン含む(サイコン上)

前回大会は2019年で上級に出場して良い結果は残せませんでしたが、今年はレベルアップしているということでエリートクラスに出場しました。
受付はいつも通りミューズパークの展望駐車場で行い、秩父駅前で開会式からのパレードラン、周回コースまでゆっくり走り一度止まってからリアルスタートとなります。

パレードランのスタート時は、前から3番目に位置していたのにあれよあれよいう間に最後尾にいました。あまりガチャガチャしたくないけど、キープするように頑張ったが叶わず。いつも通りのスタート位置になりました(泣)
さらにアクシデントがありサイコンの裏側が欠けてマウントに付かないという状況になりました。仕方がないのでサイコンはポケットへ。幸先は悪い。

スタート〜半周
スタートしてすぐに登りがくるが100人近い人数とレベルの高さからいきなり千切れることはないだろうと思い登りまで。最初はアウターのまま入ってみる。一生懸命踏んでいるがなかなか抜かせない。半分くらいポジションを上げて下りへ。ヘアピンカーブではないからそこまで遅れることはないだろうと思っていたが、少し離れる。慌てて登り返しで上げていく。短時間パワーが苦手分野なので2本目の登りが辛い。上級ではこんなことなかったのに流石はエリートクラス。レベルが違いすぎる!
下りからゴール地点までに何人かに抜かれつつブリッジ完了。さすがにここではバラけないか。


1周回
ようやく落ち着ける平坦区間に入った。呼吸を落ち着かせつつ少し前へ。農道では前に行きたいぞと思っていたが上手くいかず。20番手ほどで2本目の登りに入る。今回はインナーに落として節約を試みるもちょっとした平坦区間で遅れをとってしまう。ギアの選択が難しい。2段目も耐えて下りへ。集団はバラバラし始めた。下りもリズムよく下っていくが自分より遅い人がいて若干間が開いてしまった。無理に追い抜いていく人もいて少し強い。登り返しも限界まで踏んだがわずかに集団から離れてしまった。もう終わり?と不安がよぎるが出し切るつもりでTT開始。こうなったときは振り返って回そうと思うより一人で行こうと思っちゃうタイプです。


2周回
1kmTTしてなんとかT字路を曲がり切りったところで合流できた。割としんどかったが集団が緩み前にスルスル行けた。TTで熱が入ったのか一番前に出てローテも回しちゃうという無駄脚を今回もやりました。まぁ楽しかったし仕方ない。
登りはわりかし前目で入れたがしんどすぎ。完走できるのか?というレベル。2段目でペースが上がるからキツイん。集団後方で下りへ。3回目の登り返しだが足パンパンでキツい。下りに入る前に集団に付けず。もう終わりかなと思いつつまた1kmTT開始。


3周回
完全に終わったと思いきや審判カーが前にきた。何故か車線を変えて自分の走る前に来たので遠慮なく風除けに。少し距離はあったもののスリップストリームは効いていた。またもやT字路過ぎで合流。あとは集団に食らいつきながら水分補給する。最近、BCAAのを入れているが口の中がベタベタで失敗したなと思った。やっぱり水が一番だ!
登りは話にならず頑張るが、ラスト50メートルがキツい。前に上がれず下りも離され終わりを感じた。粘るだけ粘ろう。


4周回
ゴール地点では完全に集団から離されてしまったが、T字路終わりから4人位追いついてきた。後ろに乗せてもらって少し休む。下って登るところで集団に追いつけて一安心。引いてもらってありがとうございます。ただもう瀕死です。
5回目の登りになるが皆さん元気過ぎです。必死に回して2段目まではなんとか行けたがそこで終わってしまった。チームメイトの背中に頑張れとつぶやき若干離れて下りヘ。登り返しまで粘ったがあと5メートル届かず集団から離れてしまいゲームセット。もう追いかける力はない。


5周回
集団から置いていかれあと2周もあるのかと考えつつ振り返るが誰もいない。仕方なく1人TT。サイコンが見れないので何キロ出ているのか。パワーはどれくらいなのかわからないが、あと20km走りきれるペースで進む。宮杯のコースを単独走とか初めて出た時以来だなーなんて感傷に浸る。
農道で振り返っても誰も見えず覚悟を決める。登りはFTPくらい。下りは安全に走る。登り返しはダンシングでなんとかこなして最終周回ヘ。


6周回(最終周回)
ジャンが鳴らされてあと10km。脚に違和感があり、ベロベロしながら走る。みっともないが攣る前なら効果的です。水分補給をしてベロベロすると案外走れます。毎周回子どもが元気よく応援してくれるところがあって涙が出そうになる。こんなおじさんに元気をくれてありがとうm(_ _)m
ペースは落ちた影響もあり農道のリアルスタートくらいで4人の小集団に捕まった。このままローテしてゴールだなと思い自分の番で登りへ入った。ペースで走れば良いやとFTPくらいで走っていたら後ろがいない。あれ?でも待つわけにも行かないから1人大人しく淡々と。
下って登り返しでも後ろは見えず。
結局単独でゴール。スプリントはしなかったが、精一杯の力で走った。


良い思い出のある大会だけに先頭集団について行けなかったのは悔しいがこれが実力。自分に足りないところから目を背けてきたが上を目指すならそうはいかないな。これからどのレベルで走りたいかを考えてトレーニングを積んでいこうと思う。


大会主催者様、ボランティアの皆様、地域の皆様、応援してくれた皆様、一緒のレースを走った皆様に感謝しています。
ありがとうございました。


来年も走りに来ます!